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July 19, 2004

ガラスに彫ったラインの修正

サイト更新の多忙に消えてしまいそうなラボワーク!いかん!まだまだ、始まったばかり。
さて、今回の題は、彫ったラインを消すこと。間違えてひいてしまったライン。ダイアモンド粒子付きペンは非情です。
間違えの修正が効かないのは、グラスリッツエンの宿命的特徴です。この特徴はなくならないでしょう。車のウインドウガラスについた傷は、ガラスと屈折率の似る樹脂(プラスチック)をしみこませることで、ほとんど目立たなくなりますが、美しいクリスタルではそうもいきません。方法は他にないのか?残念ながら、決定的な傷ラインの消去法はないでしょう。それを踏まえた上で、一ヶ月も彫り続けてきた作品を捨てられないあなたは・・・・削るしかないでしょう。ガラスの研磨は特に新しい技術でも何でもありません。細かな研磨剤で気長に削るだけです。研磨はストレスをガラスに与えます。破壊のリスクと隣り合わせです。江戸切り子は桐の板を使っていたらしいのですが、私は電気ドリルにフェルトのアタッチメントをつけて、研磨剤をつけながら削ります。傷が深い場合は1000番や1500番の耐水紙ヤスリでがつんと削ってしまいます。そのあと、酸化セリウムや酸化アルミニウムなどの研磨剤で磨きます。残念ながら、この方法でも、傷跡の部分にはゆがみが残り、映り込む蛍光灯のラインが歪んだりします。平滑な研磨は難しいものです。
ceriumurub.jpg

July 19, 2004 in 削る |

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